MacBook Proを買い替えたのでXcodeでのビルド時間やAdobe Premiereなどでの動画書き出し時間を比較してみました。
新旧マシンのスペックは下の通りです。
ビルド時間を短くしたかったので、どちらもスペック高めのものを購入しました。
■ 新MacBook Pro
MacBook Pro 2021 16インチ
CPU、GPU…Apple M1 Max(10コアCPU、32コアGPU、16コアNeural Engine搭載)
メモリ…64GBユニファイドメモリ
■ 旧MacBook Pro
MacBook Pro 2019 16インチ
CPU…第9世代の2.4GHz 8コアIntel Core i9プロセッサ(Turbo Boost使用時最大5.0GHz)
GPU… AMD Radeon Pro 5500M(8GB GDDR6メモリ搭載)
メモリ…32GB 2,666MHz DDR4メモリ
比較1 Xcodeでプロジェクトのビルド1
XcodeでiPhoneアプリのClean後のビルド時間を測定しました。
プロジェクトはSwiftファイルが100ファイルほどでCocoaPodsでライブラリ20個程入れています。
3回測定して平均を計算しました。
()内は各ビルド時間です。
旧…69.1秒(71.2秒、69.7秒、66.3秒) 新…41.0秒(39.9秒、38.5秒、44.6秒)
ビルド時間は40.7%削減。
比較2 Xcodeでプロジェクトのビルド2
別のプロジェクトでも試してみました。
こちらはファイル数は150くらいでライブラリは20個ほど入れています。
旧…147.5秒(148.8秒、145.2秒、148.4秒) 新…45.7秒(45.7秒、45.4秒、46.1秒)
ビルド時間は69.0%削減。
比較3 Adobe Premiereで動画書き出し
動画の書き出しも試してみました。
40分くらいの動画でエフェクトはほぼないです。
出力形式はH.264でプリセットYoutube 2160p 54K Ultra HDを選択しました。
旧…37分17秒(38分47秒、38分36秒、34分29秒) 新…6分9秒(6分5秒、05分54秒、6分28秒)
書き出し時間85.8%削減。
まとめ
計測してみましたがビルド時間がかなり改善したので購入して良かったと思います。
動画についてはここまで差が出ると思ってなかったので驚きました。