こちらの本を読んでみました。
Hookedというモデルを通して、インスタグラムなどの有名アプリのヒットの仕組みについて書かれています。
Hooked ハマるしかけ 使われつづけるサービスを生み出す[心理学]×[デザイン]の新ルール
- 作者: Nir Eyal,Ryan Hoover
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2014/05/27
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る
メモ
- フックモデルは人間を習慣づけさせる為のフレームワークで、4ステップで構成されている
- ステップは「トリガー」「アクション」「リワード」「インベストメント」の4つ
- トリガーはアクションを起こすためのきっかけ、外的トリガーと内的トリガーの2種類がある
- 外的トリガーはアプリインストールの為の広告や口コミなど
- 内的トリガーは良い景色を見た時に投稿したくなるなど
- 内的トリガーを増やすためには、ユーザーのニーズを把握する事が重要
- アクションはトリガーの次のステップで、実際に行動する部分
- 行動するために必要なのは「モチベーション」「行動するための能力」「トリガー」の3つが必要
- 行動するための能力はできるだけ低くする方が良い(プロダクトを簡単に使えるようにする)
- 希少効果でモチベーションを高めることができる(例: Amazonの「残り○点」という表示で購買意欲を高める)
- エンダウド・プログレス効果という、「ゴールに近い状態だとモチベーションが上がりやすい」という法則がある
- エンダウド・プログレス効果を使った例として、WEBサービスのプロフィール完成度の表示などがある
- リワードは予測不能な事が重要、予想可能だと喜びが減る
- 報酬は「トライブ」「ハント」「セルフ」の3つがある
- 「トライブ」は周囲に認められることで、Facebookのいいねなどがある
- 「ハント」は何かを探し求めること、スロットマシンで当たりを出したりTwitterで良い情報を見つけることなどがある
- 「セルフ」は何かの達成するなどの報酬、ゲームでのレベルアップ時の満足感などがある
- 人は自主性を損なうと抵抗を感じる
- 「インベストメント」はユーザーに求める行動
- 人は行動すればするほど価値を感じる(例: 長い時間を使ったゲームに価値を感じる)