iOSから登場したUniversal Linksを試してみました。
Universal Linksとは
Universal Linksとは特定のURLにアクセスした時にアプリを遷移させる事ができる技術です。
例えば「https://example.com/にアクセスした時にアプリAに遷移する」と言った挙動が可能です。
アプリがインストールされていない場合はhttps://example.com/のWEBページが表示されます。
サーバーサイドの準備
まずはユニバーサルリンクに対応させたいページのサーバー側にユニバーサルリンク用のファイルをアップロードします。
apple-app-site-associationという名前のファイルを作ってルートフォルダに配置してください。
ファイルの中身は下の通りです。
appIDにはteam idとbundle idを.で連結したものをセットします。
{ "applinks": { "apps": [], "details": [ { "appID":"XXXX(team id).XXXXXX(bundle id)", "paths":[ "*" ] } ] } }
Team IDはMember Centerから確認する事ができます。
アプリ側の準備
続けてアプリ側の設定をします。
XcodeのCapabilityからassociated-domainsの有効化をして、applinks:XXX(ドメイン)という値をセットします。
続けてMemberCenterのApp IDsからもAssociated Domainsを有効にします。
これで対応は完了です。
アプリを起動後に、該当ページへアクセスすればアプリがシームレスに開きます。