「アーカーのベネフィット3分類」という考え方を使ってアプリの価値について考えてみました。
アーカーのベネフィット3分類とは
「アーカーのベネフィット3分類」とはデビッド・アーカーの提唱するもので、ベネフィット(価値)は以下の3種類に分けられるという考え方です。
良くプレゼンテーションのブラッシュアップに使われ考え方です。
機能的ベネフィット | 情緒的ベネフィット | 自己実現ベネフィット |
---|---|---|
商品がもつスペックによりもたらされる便利さや利益 | その商品を持つことで得られるプラスの感情 | その商品を持つことで可能となる自己表現・自己実現のかたち |
便利だ・安い 使いやすい・早い おいしい・軽い |
安心感・開放感 充実感・高級感 クールだ・おもしろい |
自分らしくいられる 自分に価値が感じられる ありたい自分に近づける |
そしてこの3つの中で、機能的なベネフィットではなく情緒的ベネフィット・自己表現ベネフィットに目を向けるべきとも述べています。
この考え方で自分のアプリの価値について考えてみます。
QRコードリーダーの価値
考えてみたのはこちらのQRコードリーダーアプリです。
機能的ベネフィット | 情緒的ベネフィット | 自己実現ベネフィット |
---|---|---|
QRコードをすぐ読める 以前見たものが分かる |
QRコードをさっと読める満足感 以前読み込んだものをすぐに見れる安心感 |
QRコードをさっと読み込む事によるスマートさ |
考えた結果、上記のようになりました。
「自己実現ベネフィット」については少し強引になってしまった気がします。
しかし「満足感」「安心感」というキーワードは得られたので、今後のアプリ開発ではここをキーワードにして開発しようと思います。