しめ鯖日記

swift, iPhoneアプリ開発, ruby on rails等のTipsや入門記事書いてます

Googleのデータポータル(旧DataStudio)でアプリの新規ユーザーをグラフ化

先日の記事でFirebaseのデータをBigQueryに追加しました。 今度はBigQueryのデータをデータポータルというツールを使ってグラフ化してみようと思います。

www.cl9.info

データポータルとは

データポータルとはGoogleの提供しているデータをビジュアライズ化するツールです。 今回はBigQueryのデータをグラフ化するのですが、BigQuery以外にGoogleアナリティクス・Googleスプレットシート・MySQLのデータなど色々なデータを取り込んで表示する事ができます。

datastudio.google.com

取り込んだデータは下のように様々な形で表示する事ができます。

f:id:llcc:20191201114725p:plain

BigQueryで取り込んだデータを表示する

データポータルのページに移動してから、「空のレポート」を選んでレポート作成します。

f:id:llcc:20191201115052p:plain

レポートを作ったら右下の「新しいデータソースを作成」ボタンからデータソースを作ります。

f:id:llcc:20191201115158p:plain

ボタンを押すとデータ取得元を選ぶ画面に移動します。 今回はBigQueryを選択します。

f:id:llcc:20191201115248p:plain

選択と下のようにデータセット選択ページに飛ぶのでプロジェクトのAnalyticsのデータを選択します。 events_intraday_YYYYMMDDは直近のデータのみなので、今回はevents_YYYYMMDDを選択しました。

f:id:llcc:20191201115907p:plain

フィールドを選ぶ画面が出るんですがここは何も変更せず保存します。

f:id:llcc:20191201171001p:plain

それが終わると画面にイベント数の入ったテーブルが表示されます。 今回は新規ユーザー数を表示したいのでこれは削除します。

f:id:llcc:20191201171031p:plain

削除してから「グラフを追加」で時系列グラフを追加します。

f:id:llcc:20191201171127p:plain

デフォルトだと全イベントの数が入っているので、新規ユーザー数のみに絞ります。 右側の「フィルタを追加」ボタンから、新規登録数を表示するためのフィルターを作成します。

f:id:llcc:20191201171243p:plain

フィルターはEvent Nameがfirst_open(初めてアプリ立ち上げ)のイベントで絞り込みます。

f:id:llcc:20191201171318p:plain

以上で設定は完了です。 2日分しかデータ入れてないのですが、無事に新規ユーザー数を表示する事ができました。

f:id:llcc:20191201171554p:plain