今更ですがrvmについてのメモ書き。
rvmとは
rvmとは複数のRubyバージョンを同居させる為のツールです。
複数のバージョンのRubyやgemをインストールして、それらをコマンドで切り替える事ができます。
rvmのインストール
インストール方法は下の公式サイトを参考に。
http://rvm.io/rvm/install
色々書いてあるけど一番上の 「Install RVM (development version):」 のコマンドでインストール。
$ curl -sSL https://get.rvm.io | bash
インストール完了すると下のような表示が出るので 書いてある通り、「source ~/.profile」 を打てば完了。
非常に楽ですね。
* WARNING: You have '~/.profile' file, you might want to load it, to do that add the following line to '/Users/user/.bash_profile': source ~/.profile
「Install RVM stable with ruby:」 のコマンドも試したけど、書いてある通りrvmと最新版のrubyを一緒にインストールしてくれるコマンドでした。
他コマンドもrvm+何かをインストールしてくれるみたいです。
rvmの使い方
rubyのインストール
rubyのインストール・一覧表示等は下のコマンドで行います。
コマンド | 内容 |
---|---|
rvm list known | インストール可能なruby一覧の確認 |
rvm install ruby-2.1.5 | rubyのインストール |
rvm list | インストール済のruby一覧の確認 |
rvm uninstall ruby-2.1.5 | rubyのアンインストール |
インストール後の挙動ですが、インストールが完了するとそのrubyが選択されている状態になります。
デフォルトで使われるrubyは今インストールしたものではなく元々デフォルトだったものが引き続き選ばれていました。
rubyの切り替え
ruby切り替え関連のコマンドは下記の通りです。
コマンド | 内容 |
---|---|
rvm use ruby-2.1.5 | rubyの選択 |
rvm use ruby-2.1.5 --default | デフォルトで使われるrubyの選択 |
rvm list default | デフォルトで使われているrubyの確認 |
gemの扱い
gemは何もしなければrubyとセットになっています。
ruby-2.1.5とruby-2.1.4がインストールされている場合、gemは独立になっています。
railsのようなコマンドラインツールも下記フォルダるのでrubyごとに独立してくれます。
$ which rails /Users/user/.rvm/gems/ruby-2.1.5/bin/
rvmのアンインストール
rvmのアンインストールは下記コマンドで行います。
$ rvm seppuku