Carthageとは
Carthageの読み方
カルダゴと読むようです。
なんでもローマに滅ぼされた古代都市だとか。
Carthageの特徴
Githubは下のURLになります。
Differences between Carthage and CocoaPods
を読んだ所CocoaPodsよりもシンプルな所が特徴なようです。
0.1が出たのが2014年の11月、現在は0.7.5まで出ています。
GitHub - Carthage/Carthage: A simple, decentralized dependency manager for Cocoa
利用可能OS
dynamic frameworks
という機能を使っているため、iOS8以上でしか使えないようです。
Carthageのインストール
brew install carthage
No available formula for carthage
というエラーが出る場合は下コマンドでHomebrewの更新をします。
brew update
Carthageの使い方
Cartfileの作成
まずはプロジェクト直下にCartfile
というファイルを作ります。
CocoaPodのPodfile
のようなものです。
書き方は下の通りです。
githubやgitで指定します。
github "ReactiveCocoa/ReactiveCocoa" git "https://enterprise.local/desktop/git-error-translations.git" github "ReactiveCocoa/ReactiveCocoa" >= 2.3.1 # バージョン指定
詳しくは以下ドキュメントに記載されています。 Carthage/Artifacts.md at 0.7.5 · Carthage/Carthage · GitHub
carthageコマンド
プロジェクトのルートでcarthage update
というコマンドを打ちます。
そうするとCarthage/Build/iOS/
以下に.frameworkが生成されるので、それをプロジェクトファイルのLinked Frameworks and Libraries
にドラッグします。
以上でReactiveCocoaを動かす事ができました。
GithubではRun Script
に/usr/local/bin/carthage copy-frameworks
というコマンドを追加するように書いてありましたが、こちらは書かずに動かす事ができました。
CocoaPodsを置き換えれるのか
こちらはライブラリ製作者側の対応も必要な為、全て置き換えるのは難しそうです。
Githubのいくつかのライブラリを試した所、対応していないライブラリは多々ありました。