しめ鯖日記

swift, iPhoneアプリ開発, ruby on rails等のTipsや入門記事書いてます

A/Bテストがうまくいくコツを調べていく

最近はA/Bテストを実施しているのですがなかなか成果が出てくれないのでコツや手法を調べてみました。

A/Aテストという手法

A/Aテストと言って、両方共同じ表示でA/Bテストをする方法があります。
これはA/Bテスト自体が正しく動いているかのチェックに使う方法で、両方の数値が大きく乖離している場合はA/Bテストが正しく動作していないと言えます。

1回のA/Bテストはせいぜい数%の効果しかない

様々なテストを見ていますが、ほとんどは数%のコンバージョン率向上だったりします。
劇的な改善が見込まれなくてもがっかりせずにいる事が大切そうです。

微細な改善も行う

例としてURLの大文字・小文字を変えるだけでコンバージョン率が50%近く変わったものもあるそうです。
小さな変更でもとりあえず試してみる事が大切そうです。

時々は大胆に変える

A/Bテストで段々ページが洗練されてくると変更をしたくなくなります。
しかしそんなときでも大きな変更をする事が時として重要になってきます。

テストの要素1つ1つに対して意図をもたせる

なんとなくテストするだけではなく、これは無料を推したテキスト・これは多機能を推したテキスト などとそれぞれに意図を持たせる事が大切になります。

テストには仮説を持って臨む

上の項目と近いのですが、テストを行う際は仮説を立てる事が重要です。
仮説を立ててそれを検証する形の方がより学びを得る事ができます。

極力ユーザー属性は分ける

ユーザーはリピーター/新規や男性/女性と色々な属性がいます。
それらの属性を絞り込めばより正確な結果を得られます。

テストは結果の出やすい箇所に実施する

コンバージョンが低い箇所などは改善の効果が表れやすいです。

A/Bテストを大きい単位で実施する

A/Bテストというとボタンの大きさを変えたり色を変えたりと細かい改善をするイメージが強いです。
しかしもう少し大きな視点でユーザーの流れを考える事も重要です。
単純に1画面のコンバージョンを見るだけでなく、ユーザーが購入に至る道程を考えてその途中のどこを改善すればゴールに到達するかというマクロな視点を持つ事も重要です。

A/Bテストにゴールはない

A/Bテストはより良くすることがゴールであって、完璧になる事はありません。
一度テストをした箇所でも繰り返しテストをする事で出てくる発見もあります。

参考URL

効果的なA/Bテストのやり方とその心構え23個まとめ - GIGAZINE
A/Bテストの効果を最大限に出すためのポイントと方法
A/Bテストの基本とテスト設計のコツをOptimizely正規代理店のイー・エージェンシー社に聞きました - Six Apart ブログ
ABテストによるUX改善のコツ大解剖(1):リクルートの有名サイト事例に見る、シナリオベースABテストの基本的な考え方と改善プロセス、チーム体制 (1/2) - @IT