今回はAbstract Factoryパターンについて書いていきます。
デザインパターンとは
デザインパターンとはソフトウェア開発の設計方法の事です。
『オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン』という本が出典で、全部で23種類のパターンが紹介されています。
Abstract Factoryパターンとは
オブジェクトの生成処理を分割するパターンです。
そうすることで、開発者は何のオブジェクトを使っているかを知らずに開発する事ができます。
SwiftでのAbstract Factoryパターンの実装方法
Abstract Factoryパターンの実装例は下の通りです。
create
の中でObjectA
とObjectB
を生成しています。
そうすることで開発者はObjectA
とObjectB
の存在を意識せずに開発する事ができます。
enum Type { case A case B } func create(type: Type) -> Object { switch type { case .A: return ObjectA() case .B: return ObjectB() } } protocol Object { func call() } class ObjectA: Object { func call() { print("A") } } class ObjectB: Object { func call() { print("B") } } create(.A).call() create(.B).call()
- 作者: エリックガンマ,ラルフジョンソン,リチャードヘルム,ジョンブリシディース,Erich Gamma,Ralph Johnson,Richard Helm,John Vlissides,本位田真一,吉田和樹
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 1999/10
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