しめ鯖日記

swift, iPhoneアプリ開発, ruby on rails等のTipsや入門記事書いてます

【iOS】静的ライブラリ(.aファイル)を作ってみる

iPhoneアプリ開発をしているとよく出てくる静的ライブラリですが、自分が作ったことはなかったので試しに作ってみました。

静的ライブラリの作成

まずはXcodeの新規プロジェクトで、Static Libraryを選択します。

f:id:llcc:20171102203739p:plain

プロジェクトを作成すると下のようなフォルダ構成になっています。

f:id:llcc:20171102203858p:plain

まずはログを出力するだけのメソッドを実装します。

@interface MyLibrary : NSObject

- (void)outputLog;

@end
#import "MyLibrary.h"

@implementation MyLibrary

- (void)outputLog {
    NSLog(@"MyLibrary!");
}

@end

ビルドすると下のフォルダに.aファイルが生成されます。

f:id:llcc:20171102204026p:plain

ライブラリを使う時は、使いたいプロジェクトに.aファイルとヘッダーファイルを移動します。

f:id:llcc:20171102213853p:plain

あとはBridgingHeaderでimportをする事でライブラリを使えます。

#import "MyLibrary.h"
import UIKit

class ViewController: UIViewController {
    override func viewDidLoad() {
        super.viewDidLoad()
        
        MyLibrary().outputLog()
    }
}

参考URL

iOSにおける静的ライブラリ作成技法 - 渋谷ラーメン男道