しめ鯖日記

swift, iPhoneアプリ開発, ruby on rails等のTipsや入門記事書いてます

Universal Linksを試してみる

iOSから登場したUniversal Linksを試してみました。

Universal Linksとは

Universal Linksとは特定のURLにアクセスした時にアプリを遷移させる事ができる技術です。
例えば「https://example.com/にアクセスした時にアプリAに遷移する」と言った挙動が可能です。

アプリがインストールされていない場合はhttps://example.com/のWEBページが表示されます。

サーバーサイドの準備

まずはユニバーサルリンクに対応させたいページのサーバー側にユニバーサルリンク用のファイルをアップロードします。
apple-app-site-associationという名前のファイルを作ってルートフォルダに配置してください。

ファイルの中身は下の通りです。
appIDにはteam idとbundle idを.で連結したものをセットします。

{
  "applinks": {
    "apps": [],
    "details": [
      {
        "appID":"XXXX(team id).XXXXXX(bundle id)",
        "paths":[ "*" ]
      }
    ]
  }
}

Team IDはMember Centerから確認する事ができます。

f:id:llcc:20171008140333p:plain

アプリ側の準備

続けてアプリ側の設定をします。
XcodeのCapabilityからassociated-domainsの有効化をして、applinks:XXX(ドメイン)という値をセットします。

f:id:llcc:20171008143754p:plain

続けてMemberCenterのApp IDsからもAssociated Domainsを有効にします。

f:id:llcc:20171008144408p:plain

これで対応は完了です。
アプリを起動後に、該当ページへアクセスすればアプリがシームレスに開きます。