しめ鯖日記

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Git LFSを試してみる

Git LFSというものを試してみました。
環境はMacのOS 10.12.6です。

Git LFSとは

Git LFSとはGit Large File Storageの略で、大容量ファイルの扱い用のファイルです。
公式サイトは以下になります。

git-lfs.github.com

Git LFSを試してみる

brewを使ってlfsをインストールします。

brew install git-lfs

gitリポジトリを作ったら、下コマンドで初期化します。

git lfs install

ls .gitlfsフォルダが作られてる事を確認します。

f:id:llcc:20170909151447p:plain

続けてlfsで管理するファイルを登録します。
下のようにtrackコマンドを使って登録します。

git lfs track "*.png"

これによって、.gitattributesに下のような情報が書き込まれます。

*.png filter=lfs diff=lfs merge=lfs -text

続けて、実際にファイルを保存してみます。

git add image.png
git commit -m "画像の追加"

実際にファイルがlfsで管理されているかどうかはls-filesコマンドで確認できます。

git lfs ls-files

f:id:llcc:20170909151425p:plain

この状態で一回pushします。

git push origin master

github上では、Stored with Git LFSと表示されます。

f:id:llcc:20170909151625p:plain

このリポジトリをZIPでダウンロードして画像ファイルを開くと、image.pngには画像ファイルの参照だけ入っている事が分かります。

f:id:llcc:20170909151825p:plain