しめ鯖日記

swift, iPhoneアプリ開発, ruby on rails等のTipsや入門記事書いてます

fastlaneで複数の国のメタデータを一括更新

アプリの申請や証明書周りを自動化するfastlaneを試してみました。

インストール

インストールはgemを利用します。

gem install fastlane

fastlaneの初期化

インストールが終わったらfastlaneの初期化を行います。
プロジェクトのフォルダで以下コマンドを実行します。

fastlane init

そうするとAppleIDを聞かれるので答えます。

f:id:llcc:20161222222647p:plain

今回は既にあるアプリに適用したので、iTunesconnectからメタデータをダウンロードしています。

f:id:llcc:20161222222832p:plain

ダウンロードしたファイルはfastlaneフォルダ以下に入ります。

f:id:llcc:20161222223028p:plain

fastlaneでメタデータをアップロード

fastlaneを使ったメタデータの更新を試してみます。
fastlane/metadata/en-USフォルダのrelease_notes.txtを更新します。

f:id:llcc:20161222225222p:plain

次にプロジェクトのルートフォルダで以下コマンドを打ちます。

fastlane deliver

すると以下のようにアップロードを開始してくれます。

f:id:llcc:20161222225417p:plain

iTunesconnectにアクセスすると先程更新したReleaseNoteが反映されている事が分かります。
ファイルを用意するだけでメタデータの更新ができるので、複数国対応しているアプリのリリースも非常に楽になりそうです。

f:id:llcc:20161222230036p:plain