しめ鯖日記

swift, iPhoneアプリ開発, ruby on rails等のTipsや入門記事書いてます

pchって拡張子のファイルとは何か調べてみた

先日Xcodepchって拡張子のファイルを見つけたので調べてみました。

pchとは

pchは precompiled headerの略で、#define#importを書くためのファイルのようです。
Xcode5までは標準で付いていたのですがXcode6からは自分で追加する必要があるようです。

何ができるのか

ここにマクロやインポート文を書けば他ファイルでも使えるようになるというものです。
#import "PrefixHeader.pch"のようにpchファイルをimportする必要もありません。
今まではmacros.hを作って各ファイルでそれをimportしていたのでかなり有り難い機能です。

Xcode6での使い方

Xcode6で使う為に、まずはpchファイルの追加をします。

mf:id:llcc:20150712213727p:plain

次にBuild SettingsPrefix Headerにファイルのパスを追加すれば完了です。
これで全てのファイルからPrefixHeader.pchの内容が使う事ができます。

f:id:llcc:20150712213826p:plain

まとめ

一通り調べたのですが非常に便利そうな印象を受けました。
しかしSwift移行した今では使う事はなさそうです。
もう少し前に知っておきたかった機能でした。