先日「にゃんこダイブ」というiPhoneアプリをリリースしました。
友人のデザイナーさんと作ったのですが、開発がうまく行く為に意識した事とか開発の流れとかを書いてみたいと思います。
ゲームの内容
ゲームはワンタップでできるカジュアルゲームです。
タイミングよく画面タップしてにゃんこを自分の色に着地させてあげるゲームです。
アプリ概要
開発言語はSwiftでゲームライブラリのSpriteKitを使って制作しました。
2人共仕事してるので仕事後や休日に制作しました。
制作期間は4週間程です。
開発の役割分担
今回はデザイナーさんがゲームで使う画像・アイコン・スクリーンショット・音源等用意してくれて、こちらは開発・申請関連をやりました。
企画は2人で居酒屋で話して決めました。
開発の流れ
1週目
私の方ではゲームのメイン部分のシステムを作っていました。
下のようなものを作ってました。
並行してデザイナーさんの方では下のようなゲームの画像を作ってくれてました。
2週目
私の方ではデザイナーさんからもらった画像をコツコツと当て込んでいました。
あとはオープニングページ・エンディングページ・広告・シェア機能・ランキングなどの足りない箇所の実装をやっていました。
デザイナーさんの方ではメインページ以外(オープニングページ・エンディングページとか)のデザイン等を作ってもらってました。
3週目
この週は2人で上野のコアワーキングスペースで会って作業しました。
この日の時点でほぼ完成していたので、デザイン調整・ゲームの難易度調整などの細かい作業をやってました。
4週目
実は3週間の時点で一回申請に出したのですが、音楽入れてない事に気がついて急遽申請を取り下げました。
あとチュートリアル画像もほしいよね、っって事でそれも急遽入れました。
開発の中で意識した3つの事
そのデザイナーさんと2人で初めてだったので完走できるように下のような点を意識して作業しました。
1. とにかく早く終わらせる
とにかく早く作り終わる事を意識して作ってました。
最初に居酒屋で話した時も「1日で出しましょう!」とか言ってた覚えがあります。(さすがに1日では終わらなかったですが
以前から友人と何か作る事ありましたが、個人開発って自然消滅する事がかなり多いです。
「仕事忙しくなって段々進まなくなって久々に暇できても前やってた所忘れてて再開めんどくさくなって終了」とか「相手から進捗の連絡なくて自分だけしかやってない気持ちになって萎えてしまう」みたいな事多いです。
なので消滅する前にさっと出す、とにかくパッと作ってパッと出すって事を意識しました。
2. なんでも拾う
アプリ作るのって結構作業多くて、「これどっちがやるの?」みたいな事多いです。
今回も場合も自分が開発でデザインは相手って決めてたのですが、「広告のアカウントどっちが作るか」とか「iTunesconnectの説明文はどっちが書くか」みたいにあやふやな部分が結構あります。
そういう中途半端なものって相手にお願いするのもなんかストレスだし、かといってそのまま放っとくのもなんかストレスだったりします。
なので今回はそう言うのは気がついたらどんどん自分でやるようにしました。
自分でやって「何かおかしければ指摘を下さい」って言うスタンスです。
幸いな事に今回はお互いにそういうスタンスでやってたので素早く楽しく作業する事ができました。
3. 進捗はどんどん送る
今回は進捗あったらどしどし送ってました。
上の「1週目」にある画像のようなものを送ったりと進捗はどんどんシェアするようにしました。
進んでる感がないのって辛いので途中経過送ってちゃんと進んでることをお互いに実感できるように意識しました。
とは言っても送りすぎるとプレッシャーになって辛いので、その辺も意識する必要ありますが。
感想
今回は上に書いたように「素早く作れた事」「お互いどんどん作業を進めていった事」もあってとても楽しく作る事ができました。
あとは自分では思いつかないアイデア言ってくれたり予想してないくらい良いデザイン作ってくれたりと一人で作るよりはるかに良いもの作れたのが楽しかったです。
あと自分では作れなさそうなデザインを5分くらいでサクッと作ったりしててプロデザイナーすごかったです。
「一人でできる事って限界があるなー。」と強く感じました。