CentOSの7、出てたのに全く気が付かなかったので調べてみました。
2014年の7月7日にされてたみたいですね。
リリース内容
公式のリリースノートによると主な変更内容は下の通りです。
- Kernel 3.10.0 へのアップデート
- Linux コンテナーのサポート
- Open VMware Tools と 3D グラフィックスドライバーを標準収録
- JDK のデフォルトが OpenJDK-7 へ変更
- 6.5 から 7.0 へのインプレースアップグレード
- Ext4 と XFS に対する LVM スナップショット
- systemd, firewalld, GRUB2 への移行
- デフォルトファイルシステムが XFS へ変更
- iSCSI と FCoE がカーネル実装に変更
- PTPv2 のサポート
- 40Gb イーサーネットカードのサポート
- 対応ハードウェア上で UEFI Secure Boot を使った構成のインストールをサポート
リリース内容確認
Kernel 3.10.0 へのアップデート
確認したところたしかにカーネルが3.10へ変更されていました。
Kernelが3系になった影響を調べたんですが、2.6から3.0への大きな変更はないとの事なのでそこまで変わった事はなさそうです。
# centOS6 > uname -a # Linux localhost.localdomain 2.6.32-431.el6.x86_64 #1 SMP Fri Nov 22 22:15:09 UTC 2013 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
# centOS7 > uname -a # Linux localhost.localdomain 3.10.0-123.el7.x86_64 #1 SMP Mon Jun 30 12:09:22 UTC 2014 x86_64 x86_64 x86_64 GNU/Linux
JDK のデフォルトが OpenJDK-7 へ変更
たしかにyumでインストールしたjavaのバージョンが変わっていました。
# centOS6 > java --version # java version "1.5.0" # gij (GNU libgcj) version 4.4.7 20120313 (Red Hat 4.4.7-11) # Copyright (C) 2007 Free Software Foundation, Inc. # This is free software; see the source for copying conditions. There is NO # warranty; not even for MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.
# centOS7 > java -version # java version "1.7.0_75" # OpenJDK Runtime Environment (rhel-2.5.4.2.el7_0-x86_64 u75-b13) # OpenJDK 64-Bit Server VM (build 24.75-b04, mixed mode)
Linux コンテナーのサポート
LinuxコンテナはLXCとも呼ばれており、昨年話題になったDockerと関連する技術のようです。
DockerとLinuxコンテナの関係性ですが、DockerはLinuxコンテナを使うためのツールみたいです。
この辺はどう便利になったかが分からなかったので機会あれば調べてみたいです。
まとめ
今回は簡単にCentOS7の変更点を調べてみました。
しかし見ても分からないところだらけだったのでこの辺更に深く学んでいきたいです。